写真家が最前線に立てる時間は、いま驚くほど短い

50代に入って、自分が経てきた時間のことを考えました。今30代や40代でキャリアを築こうとしている写真家やクリエイター向けのお話です。
別所隆弘 2026.09.01
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まだ暑いです。台風もまた来そうです。でも夏が終わりつつあります。そして今、久しぶりに新幹線に乗って東京に向かっています。花火が終わって、秋から冬にかけては話したり人に会ったり、そういう時間になってきます。1ヶ月ぶりの記事ですね、ご無沙汰しております。

さて、少し前、学生たちが撮った写真を見る機会がありました。たくさんの写真です。でもその多くは、カメラを持ち始めて半年くらいの子たちです。で、これが本当に良かった。お世辞でもなんでもなく、光が眩しいんです。山のように写真を見てきた僕でも、その放たれる光に目が眩みそうになる程。

その写真に至るまでの時間が半年。いや、正確にいうと3ヶ月です。4月に僕の授業に参加して人生で初めてフルサイズのカメラを触る。そして7月に作品提出。たった3ヶ月の学生たちが、驚くほど眩しい写真を撮ります。僕が同じ場所に辿り着くまでに、いったい何年かかったんだったかな、と考えて、ちょっと遠い目になりましたね。遠すぎてもう思い出せないくらいの、「最初の光」を掴んだ日のこと。

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  • 追いつかれる速度が、異常に速い
  • 参入障壁が、ほぼ存在しない
  • カメラ歴=生きてきた年数、という世代
  • 多くのプレイヤーが前と後ろから挟まれる
  • 乱数を追わず、全員に等しいものを見る

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