ギバー/テイカー問題をマウントポルノで消費しないために

今まで書こう書こうと思いながら避けていたギバー/テイカー問題について。割と今日はスパイス強めの文章ですよ。お気をつけて。
別所隆弘 2026.07.24
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暑いですね。いやもはや熱い。そしてこの言い方がもはや凡庸なほど、昨今の夏は狂ったように熱いです。慰めのように「平安時代はもっと暑かったのだ!」という啓蒙力高めのツイートが流れて来たんですが、平安人の暑苦しさとか令和のワイに関係ないですもんなあ。すぐに「前の戦争って応仁の乱どすか?ほほほ」とか言い出す京都の皆さんも、さすがに「平安時代はもっと暑かったどすなあ」とは言わないでしょうし。え、言いますのん?さすがどす。

さて、そんな季節のご挨拶はそろそろ終わりにして、今日はギバー/テイカーのお話でも書こうかなと。

といいながら、ギバーとテイカーという言い方、実はちょっと苦手というか、警戒感あるんですよね。そもそもこの手の安めの横文字あんまり好きじゃないですしね。加えて、仕事や人間関係の話が、いつの間にか「いい人」と「悪い人」を仕分ける倫理的なお茶の間品評会に陥りがち。いつもギバーは善人、そしてテイカーは悪人。構図としては分かりやすい。勧善懲悪みんなハッピー。まあ分かりやすいっちゃーわかりやすいんですが、だいたい現実は、そんなに親切な二色刷りではできていません。わお、「二色刷り」ですって、写真家らしい言い方!実はAIの提案です、チャッピーすごいね!

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続きは、3998文字あります。
  • (1)マウントポルノとしてのギバー/テイカー問題
  • (2)構造的問題としてのギバー/テイカー問題
  • (3)「すべてをテイクする人」と「すべてをギブする人」
  • (4)循環を最大にする思考

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