視野を持つことと、持っていない視野を補うこと(東京カメラ部ヒカリエ展示を前に)
今日は視野を持つということの話です。写真家に必要な「写真以外の視野」の話。そしてそれは東京カメラ部との出会いの話でもあります。明日からはヒカリエの展示。レターは後でもいいので、近郊の方は渋谷のヒカリエ、是非いらしてくださいね。お待ちしてます。
別所隆弘
2025.09.11
読者限定
最近の恒例です。東京に向かう車内で書いております。大雨で新幹線止まってます。東京着けるんかな、、、
さて、昨日はすごい1日でしたね。前日から動画関連の話題が連発で出てきて、夜にはiPhone含む新しいApple製品が発表され、寝て起きたらNikon ZRが発表されました。来るぞ来るぞと言われていたあのカメラがついにヴェールを脱いで、僕の周囲はその話で持ちきりでした。
前回のレターでは「ミラーレスの第三ラウンドが今進行中」という話をしました。そして「タイミングは今だよ」とも。あれ、このことを指していました。1ヶ月ほど前からニコンとキヤノンが新しい動画用のミラーレスを出すというニュースが回っていて、それが9月の上旬であるという噂が流れていました。結果としてニコンもキヤノンもほぼ同時発表だったわけですが、この二社が動画専用、あるいは動画に特化したミラーレスを出すタイミングこそが「ミラーレス第四ラウンド」が始まるゴングだったと僕は思っています。第三ラウンドは終わらず、今第四ラウンドの「エントリー待ち」状態だと思います。それが何を意味するかは、もうこのレターの読者の皆さんには分かりますよね。