SNSで人気になることはいいことなのか - L008
4月とGWが終わり、桜が終わり(北海道はまだかも)、藤も終わり、そしてネモフィラもそろそろ終幕を迎えつつある5月頭は、ようやく「日常」が戻ってくる頃合いです。このタイミングでこれまでなら「五月病」の話題が出てきたのですが、最近はあまり目にしなくなった気がします。五月病というのは、4月のアドレナリンが尽きて、現実に向き合わねばならない時期ないしは状況のことを指すのでしょうね。ある程度生活が固まっている人にとっては、むしろ強制的にアドレナライズされた4月よりは、5月の方が落ち着くのでしょうが、初めて社会に出た若者たちや、学校の新しい年度に対応しなきゃならない子どもたちにとっては負担が多い月になるのかもしれません。人生のステージによって、もたらされる環境に対するこちら側の反応も変わるものです。
今日の写真は全てLeica Qで撮ったものです。これで「ああ、いいなあ」と思ったのでした。買い直そうかな...
それはまた、SNSもそうかもしれません。本にも書いたことですが、SNSというのは一種の「踏み絵」のようなものだと思っています。恐ろしいほどに酷薄に、その人の感受性、状況、社会的地位、経験、知性を露わにしてしまいます。